
2015年03月22日
ぼたもち

甘ければ洋菓子和菓子なんでも来い、といったところだが、以前はヨ洋菓子の方が心の中でやや優勢だったが最近は少し歳を取ったせいもあるのか和菓子が形勢を少し逆転しているかもしれない。
ま、和菓子といってもお茶会の席に出るような上品なモノではなくボリュームのあるアンコに尽きる。
ちょうどこの時期は春のお彼岸ということでなんといってもぼたもちだ。
いくつになってぼたもち?おはぎ?と必ず迷ってしまう。、
ぼたもちは牡丹の季節、春のお彼岸に食べる方で、おはぎは、萩の季節、秋のお彼岸に食べる方を言う。
春はあずきの粒を牡丹に見立てたそうで、秋は萩に見立てたということだそうだが、牡丹はかろうじてわかるが萩の花はわからない。
それ以上に本当のところはぼたもちやおはぎを目の前にしたら食い気が先に立って、そのモノをよく観察など出来ない。
呼び名の違いは時期の違いが一番の理由だそうだが、その昔はぼたもちはこしあんでおはぎは粒あんだそうだ。
アンコの材料の小豆の収穫は秋で秋に作るアンコは小豆の皮が柔らかくそのままでも美味しい。
でも冬を越し保存された小豆を使う春のぼたもちは小豆の皮が硬く皮を取り除きこしあんにした、ということらしい。
今では保存の状態も良いからそんなことなくおはぎやぼたもちを作るから、こしあん粒あんの違いで呼び名はあまり代えないらしい。
甘くて美味しければ呼び名ものアンコの種類もどっちでもイイです。
Posted by 洋服番長2 at 06:46│Comments(0)